2008年3月19日

Guitar Magazine ZAPPA特集

ギターマガジンを買うのは、何年ぶりなんだろう。高校くらいの時、ギター雑誌といえば『Player』『Young Guitar』そして『Guitar Magazine』の3誌でした。だいたい毎月、本屋で3誌ともチェックしてたのですが、買って帰ろうと思うのは大抵Guitar Magazineでした。とは言え、最近はすっかりご無沙汰という感じで、買ったりする事は無かったのですが、今日ふと本屋に立ち寄ってみるとなんとFRANK ZAPPAの特集ではないですか。そして、即購入。

紙面では、様々なミュージシャンの方が、ベスト3アルバムをピックアップしてます。やっぱり『ワンサイズ・フィッツ・オール』が人気ありますね〜・・。という事で、僕も勝手にこの企画に参加してみようかと思います!


まずは第3位!
Hot Rats
SHIFTのインタビューの時にも少し書きましたが、よくこのCDをかけて延々とギターソロを弾いて遊んでいました。まさに『ジャズロック』という言葉がぴったりで、とにかくわかりやすくかっこ良い!って感じです。キャプテンビーフハートのシャウトも素敵すぎ。

そして第2位
One Size Fits All
Guitar Magazineでも多くのミュージシャンの方が1位に挙げてましたが、納得の内容です。とにかく、楽曲が素晴らしすぎ。ザッパって、かなり独特!超独自路線!みたいな事を言われているような気がしますが、何気にしっかりと時代の影響を受けているところがあると思うんです。このアルバムなんかも70年代のソウルフルな感じが随所に垣間見えながら、ザッパの独特の世界観が展開されていて、その絶妙なブレンド具合が完璧なんだと思います。あー、今書きながらiTuneで聴いてるんですが、やっぱ良い!

あと、このアルバムは割とザッパ入門の一枚と言われてますが、個人的には前述のHot Ratsの方が入りやすいのでは無いかと思っていたりします。多分意図するところとしては、このアルバムの方がいろいろな角度からのザッパらしさを堪能できつつ、比較的とっつきやすいという事なんでしょうかねえ。

さて、栄えある1位は!
Roxy & Elsewhere [Live]
そもそも、1位を決める事に無理があるのですが、強いて1位に挙げてみました。というのも、このアルバムが一番最初に買ったアルバムだったんです。ただし、当時一番好きだったのは、ジェフベック、ジミヘンドリクス、あとはツェッペリンという具合で、このアルバムを一聴した時には、つかみ所が無い感じがして、あんまりインパクトを感じなかったんです。でも何回か聴きこんでいくうちに、楽曲の素晴らしさが染み込んでくる感じと言いますか、てかよく考えたらこれLIVEかよ!みたいなところも含めて、超リスペクト!な一枚となりました。バンドのメンバー的には、ヴォーカルのナポレオン・マーフィ・ブロックと、パーカッションのルース・アンダーウッドが特に好きでした。てか2期マザース最高!

そういえば、先月ザッパの息子ドゥイージル・ザッパがザッパの曲をプレイする『ZAPPA PLAYES ZAPPA』というイベントにpolygon headのyugo氏(中学からの友人で、僕にザッパを勧めた張本人)と行って来ました。



いやあ、感慨深かったです。親父のビデオとジャムをする息子。すげ〜、ギターソロ超完コピじゃん!って思ったら、実際の親父の音だった、みたいな(笑)。でも、僕が好きな70年代の名曲も沢山やってくれたので、満足なライブでした。おかげでTシャツ3枚も買っちゃいました。あとドゥイージルに握手してもらっちゃいました(彼は、ず〜〜〜〜〜〜っと、ファンと握手し続けていました。えらい!)。

という事で、最近面白い音楽と出会ってないなあ〜なんて人にはオススメです。何せ一回はまったら60枚以上のアルバムが待ち受けているのですから、すぐには飽きないで済みますよ(笑)。

オマケ

ギターマガジン内にあった広告。独特の世界観です。

1 件のコメント:

shinji さんのコメント...

Japanese metal girls bandで、こんなんありました。スゲーッス。。
http://www.slamxhype.com/2008/03/25/rockers-nyc-tv-interview-japanese-doom-metal-band-gallhammer